SBI ファーマ株式会社
SBIホールディングス株式会社の子会社で5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を利用した医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表:北尾吉孝、以下「SBIファーマ」)は、がん性貧血の改善・予防に関して、このたび日本での特許を取得しましたのでお知らせいたします。
【特許番号】特許第5881722号
【発明の名称】がん性貧血改善・予防剤
【特許権者】SBIファーマ株式会社
【特許出願日】2012年10月5日
がん性貧血とは、がん患者に特有の貧血で、がんの進行に伴い貧血症状が悪化することや、抗がん剤や放射線治療によりさらに貧血が進むことが知られています。これまでは、対症療法として輸血が行われてきましたが、各種感染症のリスクや有限である血液供給の問題から、がん性貧血の改善及び予防に有用な薬剤が切望されてきました。
ALAは、がん等の診断や治療の分野では、既に日本においても光線力学的診断に用いられていますが、今回、ALAが白血病に起因する貧血の改善及び予防に用いられ、患者のQOLを向上させる可能性を見いだし、特許を取得いたしました。
SBIファーマはアンメットメディカルニーズに応える医薬品を世界中の一人でも多くの方に提供できるよう、今後もALAの様々な可能性を追求し、研究開発に努めてまいります。
(※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは:体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与する機能分子の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
以上
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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBI ファーマ株式会社 経営企画部 03-6229-0095
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